漢文帝覇陵の埋葬墓で初の発掘
ソース:中國(guó)國(guó)際放送局作者: 2025-01-09 11:35
陝西省考古研究院は6日、2021年12月から2024年8月にかけて、陝西省考古研究院と西安市文物保護(hù)考古研究院が漢陵考古チームを結(jié)成し、覇陵陵園內(nèi)の埋葬墓FM1の発掘をおこなったことを明らかにしました。覇陵の埋葬墓の発掘は前漢帝陵の考古作業(yè)の中で初めてとなります。
覇陵埋葬墓FM1は漢文帝覇陵と竇皇后陵の間に位置し、西は文帝陵から約400メートル、東は竇皇后陵から約300メートル離れており、平面上は甲の字の形をし、方向は東西で、封土がありません。墓道、墓道內(nèi)外蔵坑、墓室の三つの部分で構(gòu)成され、全長(zhǎng)56.5メートルです。
考古學(xué)者は墓道內(nèi)外蔵坑で彩絵塑衣式陶女俑10點(diǎn)を発見(jiàn)したほか、著衣式彩絵乗馬俑は約17點(diǎn)で、一部の陶俑には鉄剣、銅の矢じり、鉄の戟などの武器が裝備され、明器木車馬8臺(tái)が発見(jiàn)されました。また、墓室の中部から「魏嬰」の玉印と「永巷之印」の封泥が各1點(diǎn)出土し、墓主の情報(bào)を明確にするために重要な証拠を提供しました。
考古學(xué)者によると、この墓は漢文帝と竇皇后陵の間に位置しており、墓の規(guī)模と墓道內(nèi)に設(shè)置された外蔵坑の形狀から見(jiàn)ると、その地位は少なくとも列侯級(jí)だと推定されています。墓主の「魏嬰」本人は文獻(xiàn)には記載されていないものの、出土した「永巷之印」からは前漢の後宮と密接な関係があることが分かり、漢文帝の嬪妃の可能性も排除できないということです。
編集:董麗娜
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